札幌彫刻美術館友の会の活動

校舎前庭でご挨拶
「協力」の像高圧洗浄機使用
高圧洗浄機の威力は凄い
細かい汚れを歯ブラシなどで取る
みんなで協力の作業も終盤
合唱部生徒の美しいハーモニー

■中島中学課外授業

  (中島公園の彫刻清掃の事前学習と実践)
中島中学校総合学習で札幌彫刻美術館友の会が講演と中島公園の彫刻清掃実習の指導を行いました。(7月1日・2日)
橋本会長が彫刻の種類と歴史についてわかりやすく説明し、長峯会員からは中島公園の彫刻についての話がありました。
生徒たちは美術の時間に出てくる彫刻像や、身近にある中島公園のことに興味をもって聞いていました。
講演を聞いた生徒が全員感想文を寄せてくれました。その一部を紹介します。

 

■市立中島中学前庭「協力」の像清掃

8月31日(土)雨まじりの天気でしたが、南12条西7丁目にある校舎を1年振りに訪ねました。私はパークホテルの所にあった中島中学を卒業しましたが、制作した坂坦道先生は羊ケ丘の「クラーク像」も手掛けており、私が絵に対する関心を持つきっかけとなった印象深い教師でした。電車通に面しているため1年で汚れてしまったセメント像を、後輩の生徒たちが高圧洗浄機、歯ブラシ、雑巾など使い熱心に清掃してくれるのを見守りました。

去年は合唱部の生徒が唱ってくれた校歌を録画して、9月に小金湯で開いたクラス会で40数年振りに聴き、楽しかった中学時代を思い起こしました。今年は生徒数が減り柏中学と合同の合唱部として、9月8日に北海道ブロック大会に出場するので、何人かの同級生と応援に行く予定です。

恩師の彫刻像がきちんと保存されるという縁があることで、クラスメートのつながりを強めてくれます。感謝、感謝です。(松岩)