カテゴリー別アーカイブ: 学習会

創成側付近の彫刻学習会

晩秋を肌に感じながら、10月の学習会は創成川公園を10数名の参加者と巡り、解説は斉藤みさをさんと佐藤美保子で行いました。
安田侃氏、西野康造氏 、団塚栄喜氏そして大友亀太郎像(松田与一氏作)を含め19基の彫刻があります。
途中創成川沿いの札幌教会(国の有形文化財)、そして東京日本橋のモデルだった可能性があるとされる創成橋なども解説、質問もでてお返事する事にしました。

Q、大友堀はどこからどこまでですか?
現在の茨戸付近から伏籠川を経て北13条東16丁目辺から北6条東1丁目、そこから南3条辺の当時あった古川までの川を利用しつつ掘られました。

Q.西野康造作品(スノーリング)の素材でチタンはどこに使われていますか?
橋はステンレスでその通路はステンレスに塗料を塗っていて、橋の手すりにチタンを使っています。ベンチは白花崗岩で作られています。
公園管理事務所の中村さんからの回答でした。

質問の内容は次回にもつながる事で、とても学習になりました。
1時間ほどでしたが、創成川は札幌の歴史そのものの川で、彫刻を見ながら札幌の歴史を垣間見る事ができ、意見やご質問、擬宝珠談義もでて、
自然と人と時間と芸術の関わりを考える時間をいただいた気がしました。( 佐藤美保子)

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今月の学習会はドーム散策でした。

7月25日(月)、学習会として札幌ドームに点在する24点のアート作品のうち、開催予定のコンサドーレ札幌の試合のために、立ち入ることができなかった3点をのぞいて21点を鑑賞。参加者は11名、足に自信のなかった会員も爽やかな風の吹く絶好のピクニック日和の中、広い札幌ドームを難なく一周することができました。何度も訪れている大内副会長の案内で回り、高橋淑子さんの解説を聞きながらの散策でした。ドームは手入れされていましたが、傷みが出てきている作品もありました。
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國安孝昌《北辰の龍神 》      大岩オスカール《フェイジョン》

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 奥山喜生《立体空間より平面空間への還元》  (目地部分に化学反応で傷みが)

s-IMG_3242國松明日香《休息する翼》ちょっと休息したい場所です。
その後、清田区【しんえい四季のまち】まで車3台に分乗して足を延ばしました。ここは「いずみ」36号風見鶏にも記載(大内)のある計画団地で、造成にかかわった國松明日香氏の作品など6点の彫刻作品が心地よい公園の中に点在していました。近く改造の予定だそうですが、この良さを失わせないでほしいものです。

s-IMG_3245黒川晃彦《切り株に座って》

苫小牧美術館見学 学習会

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 5月21日に行われた平成27年度第1回学習会は美術館見学でした。7名で2台の車に分乗し、苫小牧市美術博物館へ。
3年前にそれまでの旧博物館に美術館スペースを増築して開館した愛称あみゅーでは旭川市彫刻美術館所蔵作品による日本近現代彫刻名品選が開催中。細谷学芸員の丁寧な解説を伺いながら50点の出品作を鑑賞。
セクション1のロダン《ジャン・デールの裸体習作》はロダンの代表作《カレーの市民》の一人を取り上げて作られたもので、着衣の人物をあえて裸体で作り上げたと言います。人体リアリティーへのロダンのこだわりが良くわかりました。
最終セクションには本郷新の《山内壮夫像》と山内壮夫の《隼の像Ⅰ》が並び、制作の模様まで目に浮かぶようです。
改修工事中の旭川彫刻美術館から運び込まれた名品の数々を堪能した後、常設展示の博物館スペースへ・・・ただ見るだけではわからない、土器の展示や丸木舟などを館長から詳しくご説明頂き、こちらも貴重な体験でした
友の会では10月にバス旅行で改めて苫小牧方面を訪問予定です。元苫小牧市役所職員の高橋徹さんを交えて、創業96年になる洋食屋さんで昼食を摂りながらの事前調査を兼ねた学習会・・・とても充実した一日でした。(高橋淑子)

2015/5/21 苫小牧

彫刻学習会
今、「旭川市彫刻美術館所蔵日本近現代彫刻名品選―ロダンから現代へ」が開かれている苫小牧美術博物館を訪ねます。
車3台で行きます。12名の参加が可能です。
現在旭川市美術館は閉館中のため、旭川市美術館の所蔵作品を観ることができるいい機会だと思います。
集合  5月21日(木)午前9時半  札幌駅横紀伊国屋の前
申込 苫小牧参加 と 奥井までご連絡ください。

コンクリート彫刻の基礎を学ぶ

6月5日役員の高橋大作さんを講師にコンクリートの基礎を学習しました。コンクリートとはから始まり、コンクリートの歴史、コンクリートの材料である、セメントの成分、細骨材(砂)粗骨材(砂利)について。さらにモルタルとコンクリートの違い、コンクリートがなぜ固まるか?そしてコンクリートの劣化の種類と原因、劣化したコンクリートの補修方法など専門的な話を大変分かりやすく話していただきました。
さらに10年前に表面含浸剤を塗布したコンクリート片を水に浸し、水をはじくさまを見せていただきました。 
今年の事業であるコンクリート彫刻の調査活動のスタートが切れました。

(会員の皆様)「コンクリートマニュアル」学習会

今年度最初の彫刻学習会を開きます。
今年度の事業「コンクリート彫刻の調査」の実施に向けてコンクリート彫刻について学習します。
「コンクリート・マニュアル」
講師 高橋大作さん(新役員)  コンクリートの専門家です。
かねがね講師をお願いしていましたが、日程が取れずにいました。
やっと実現します。コンクリートの基本をお教えていただきます。

◆日時 6月5日(木)13時半から
◆場所 エルプラザ エルプラザ4階第1研修室wD9472

学習会

「彫刻の清掃とガイド」は友の会の基本的な活動です。
この活動をより深めていくために、彫刻のすべてを学ぶ学習会を 行っています。参加者は、友の会会員ですが,美術の専門家ではなく、美術に関心を持ち、彫刻について、もっと知りたいという前向な仲間 たちです。
これまで橋本会長を講師に、彫刻の素材(ブロンズ・コンクリートなど)についてなど資料に基づき2回の学習会を持ちました。
その後常田先生の学習会では第3回・第4回と西洋中世紀の建築・彫刻・宗教などに始まり、「石の文化」歴史など沢山の写真資料を、パワーポイントにまとめられ、大変興味深く、楽しい勉強でした。今私達は、彫刻に興味を持ち、一緒に学びながら活動する仲間を募集しています。勿論、専門的な学習を積んでいる人、これから学びたい人、どなたでも歓迎です。
学習の内容は、自主的な学習の他に、彫刻の専門分野の方や、経験豊富な方などを講師にお呼びし、楽しく学び仲間の輪を広げ、街なかの美を守る活動に邁進しております。
賛同される方は、ぜひご一報ください。

第4回常田益代先生学習会

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1)第4回常田益代先生学習会
解説部会では彫刻に関する学習会を行っております。これまで橋本会長を講師に2回の学習会を持ちました。
今回は常田益代先生の「石に宿る力」
日時 3月29日(金曜日) 13時30分から
場所  エルプラザ
■ 内容
3月29日 第4回彫刻学習会が常田益代先生を講師に開かれました。
前回の古代ギリシャの石の文化に続いてローマの石の文化を学びました。
古代ローマ時代にはコンクリートが作られ、アーチ形やドーム型の建築が可能になったことや、モザイク画、大理石の話など、ローマの建築、美術の歴史を大変興味深く学ぶことができました。古代の人々の知恵と技術、感性の素晴らしさに改めて感動しました。
常田先生のご都合で常田先生の講義は夏以降になりますが、今後も学習会を定期的に開く予定です。

■ 常田益代先生のプロフィール

ダーリング・常田益代[ダーリング・トキタマスヨ]早稲田大学文学研究科修士課程修了、西洋中世美術史専攻。1994年ミシガン大学ラッカム大学院博士課程修了(中世美術・建築史専攻)、Ph.D.(博士)。北海道大学留学生センターおよび国際広報メディア研究科教授をされ、現在北大名誉教授。北海道文化財保護審議会委員、札幌市都市景観審議を歴任されました