札幌彫刻美術館友の会の活動






常田益代さま



講演する」会員の丹羽さん
熱心に聞き入る来場者

第3回勉強会

1) 学習会のご案内

解説部会では彫刻に関する学習会を行っております。これまで橋本会長を講師に2回の学習会を持ちました。

今回は常田益代先生の「石に宿る力」

日時 2月19日(火曜日) 13時30分から  

場所  エルプラザ

■ 内容

会員であり、北大名誉教授の常田先生を講師を講師にお迎えしました。。先生は西洋中世の美術、建築がご専門です。数年前に新年会で講演をしていただきましたが、西洋中世の建築、彫刻、と宗教の関係など大変興味深いお話をしていただきました。今回はさらに「石の文化」に関するお話など大変有意義な時を過ごすことが出来ました。

第2弾も予定しています。お楽しみに〜。

 常田益代先生のプロフィール

ダーリング・常田益代[ダーリング・トキタマスヨ]早稲田大学文学研究科修士課程修了、西洋中世美術史専攻。1994年ミシガン大学ラッカム大学院博士課程修了(中世美術・建築史専攻)、Ph.D.(博士)。北海道大学留学生センターおよび国際広報メディア研究科教授をされ、現在北大名誉教授。北海道文化財保護審議会委員、札幌市都市景観審議を歴任されました

2)講義内容
第3回彫刻基礎学習会が2月19日友の会役員でもある北大名誉教授常田益代さんを講師に迎え行われました。テーマは「石に宿る力」。紀元前数千年のストーンヘッジからヨーロッパ、エジプト、アジアにおける「宇宙との対話」であるという石の文化の歴史をわかりやすく解説して下さり、しかも参加者参加型の楽しい講義でした。紀元前数百年の人物彫刻の静から動への早い進歩、大理石彫刻にも着色があったなど、たくさんの興味深いお話に参加者も引き込まれました。まだまだ続く石の文化のお話、次回も常田先生を講師に学習する予定です。




第19回NORTHインターネット・シンポジューム
  2013 「野外彫刻地図の制作と展望」

日時 2月27日(水)10:00〜17:30
場所 北大学術交流会館第一会議室 

上記シンポジュームは、会員の丹羽貴彦さんが発表して下さいました。
演題は「彫刻地図コンテンツの制作と活用」

彫刻友の会では、仲野三郎会員が1987年から20余年にわたって道内の野外彫刻をくまなく調査し、これまで2300余作品(全体の98%)の設置場所、写真や関連資料を収集されました。
このコレクションは2004年以降会員によってデータベース化され、地図グループの努力で、野外彫刻の基礎台帳(戸籍)としてデーター入力され、この度公式の場で発表出来るようになりました。