彫刻友の会/地図コンテンツ解説

街なか美術館の試み
キーワード
街なかの美術館
(大通・中島公園)

「街なかの美術館」の試み

 「野外彫刻か、見に行きたいけど、どこにあるの?」
こんな素朴な疑問から、彫刻地図作りが始まった。
 仲野三郎さんが営々と撮り続けた2,300枚の写真が彫刻友の会に託されたときから、この壮大な夢が芽吹いた、と言っていい。

 橋本会長を中心に「地図コンテンツ」作りが始まった。地図コンテンツは膨大なデータの海、厳密な位置情報を記録することから始まったという。

 今年、時と人を得て、この素晴らしいデータを一つの形にする。

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 札幌市内の彫刻をホームページからご案内する試みを始めました。
 彫刻データベースである『地図コンテンツ』とは区別して、「街なか美術館」と命名、ホームページ上で彫刻の写真、概要と解説を試みています。
 将来は、みなさまお一人お一人が 学芸員 となって、市民・学童や訪問者に、札幌(ひいては北海道)のアートについて、ご案内ができればと夢見ています。

 現在、大通公園と中島公園のみ公開しています。

街なかの美術館からお入りください。

札幌彫刻美術館友の会/地図コンテンツ

 このたび北海道大学大学院工学研究科(平成16年4月より情報科学研究科)の大内東教授の研究室によって仲野三郎-野外彫刻写真コレクションがHokkaido Sculpture-Web として 概要設計され、公開の道が開かれた。これによって全国の美術フアンに道内の彫刻が紹介され、観光資源としても注目されるのは友の会にとっても望外の喜びである。

北海道には彫刻家が多く、各地にアトリエを構えて旺盛な創作活動を行っている。

特に2010年は、本郷新の生誕100周年を迎えるだけに、これらの野外彫刻画像が今後情報工学の先端技術と組み合わされ、道内各地の美術館、ギャラリー、アトリエ、パブリックアーツなどを結ぶ「北海道彫刻ロードナビ」として美術ファンや観光客に広く利用されたとき、彫刻美術館の来館者も自ずと増えるに違いない。