円山公園彫刻清掃
7月9日(日)この夏一番暑い日、11人が円山公園に集まりました。
『岩村通俊像』は、北海道開拓百年記念事業の一環として大通公園の黒田清隆像、ホーレスケプロン像、旭川市にある永山武四郎像と共に1967年に立てられました。木陰にあって、近所に住む会員もこの像に気がつかなかったと言います。56年もの間、ほとんど手入れされることもなく台座には多くの亀裂が見られました。高圧洗浄機での洗剤、水洗いを終えるとブロンズの輝きが戻りフロックコート姿が一段と凛々しく見えました。
『母子像・ふるさと』は球体作品。陽を浴びて熱さが伝わってきます。水かけ、拭き取りで簡単に作業が終了しました。その後、公園の森を抜けて動物園に向かいます。
『よいこつよいこ』5年前のコンクリートの修復工事後、初めての清掃となりました。細部のよごれも綺麗になり少年も白鳥も水浴びができて喜んでいるかのようです。円山公園での森林浴を楽しみながら、3体の清掃を終えました。(小笠原悦子)