ポンベツ芸術要塞

2011年から彫刻美術館友の会として応援してきたハルカ山芸術要塞がこの夏恐竜の町として今話題に上っている穂別へと引き継がれる。
化石による町づくりを推進してきた旧穂別町にあるつつじ山公園、野外美術館などをアート部門としてダイナミックに活用しようというものが「ポンベツ芸術要塞」で「鵡川恐竜アカデミア」とともにそれぞれの会場で8月5日~20日までイベントが行われる。

石の彫刻家で知られる渡辺行夫さんのイタドリで作られた恐竜ポンベツポロハラムの写真が手に入ったのでご紹介します。
全長6メートル50・高さ3メートルの恐竜モニュメントは、ご本人の写真の大きさでお解りいただけると思います。
ポンベツポロハラムとは、アイヌ語で穂別のオオトカゲという意味です。今後穂別のいろいろなイヴェントに活用されるようで夏休みになった子供たちがきっと喜ぶ事でしょう。

8/6 大通公園彫刻清掃

8/6(日) 大通公園西2丁目周辺の「泉の像」「石川啄木像」「花の母子像」の清掃を行いました。脚立の運搬ができず、急遽この3体のみの清掃となりましたが、その分ひとつひとつ丁寧に皆様に綺麗にしていただけました。猛暑の中の作業、お疲れさまでした。

清掃は水洗い、中性洗剤とブラシによる細かい箇所も含めた汚れ落とし、そしてワックス掛けと乾拭きを行いました。鳥糞と土埃でかなり汚れた状態も綺麗に洗い流しました。また3体とも、もうワックスも薄い状態でしたが、新たにワックスを施し、再びツヤを出すことができました。

泉の像のうち東を向いている一体の左脚にはひび割れが。かなり目立つ劣化ですので、写真を載せておきます。またそのほか彫刻清掃の様子もサムネイルで載せておきますね。

次回の彫刻清掃もよろしくお願いします。

7/22 新渡戸稲造記念公園 彫刻清掃

7/22 新渡戸稲造記念公園の彫刻清掃を行いました。非常にいい天気で、清掃日和でしたね。今回は遠友夜学校を考える会理事の三上さんもご参加されました。同会の副会長理事は高橋大作さんが務めされています。

昨年は空き地だった公園横の、記念館建設予定地が今年整備され、花壇も新たに作られました。昨年に比べとても綺麗な公園になりましたね。設置されている彫刻「新渡戸稲造萬里子両先生顕彰碑」は水洗いと雑巾がけを実施。昨年施したワックスはまだしっかり効いていました。彫刻も公園も、いい状態に保たれていますね。

暑い中の作業でしたが、ご参加されたみなさま、ありがとうございました。
次回の彫刻清掃も、よろしくお願いします。

真駒内彫刻清掃

 2017年7月20日(木)毎年恒例の真駒内彫刻清掃活動を行った。参加者は男性女性半々ぐらいの10名余り。天候にも恵まれ、暑すぎず絶好の清掃日和でした。思いがけず中国の留学生(博文さん)も飛び入り参加し、初めての経験で楽しかった様で後日参加した皆様によろしくとの連絡が届いていました。
 9:30に地下鉄真駒内駅にある彫刻「ひとやすみする輪廻」前に集合!新入会員の近藤千尋さんのとても解りやすい解説デビューでした。続いて車で2~3分 第一公園内にある佐藤忠良の「牛と少年」。鎌で彫刻周りの草刈りもしスッキリしました。最後にダン記念公園のダン像です。ダン像はかなり背が高いので高圧洗浄機の出番です。皆で長いポールの先にノズルをしっかり取り付けました。そこから勢いよく噴き出す水でダン像は大変美しく蘇りました。ただレリーフ周りは劣化が進み、剥がれ落ちた御影石の破片をダン記念館の園家さんにお渡しし、ダン像の上部に風が吹くとぶつかる木の枝があるのでカットして頂く様お願いしてきました。清掃あとはお茶を頂きながら園家さんに、ダンにまつわるエピソードをお聞きし引き上げました。本日の作業が終了すると昼食の時間、恒例になった会員の𠮷田宅で沢山の山菜料理やヨモギ餅をごちそうになりながらおしゃべりがつきない楽しい一日を過ごしました。参加した皆様お疲れ様でした。𠮷田さまありがとうございました。

7/9 森の歌・木下成太郎像の清掃(第30回鴨々川清掃運動)

本日7月9日は、鴨々川を清流にする会によって毎年開催されている鴨々川清掃運動の日。札幌の複数のボランティア団体に加えて、企業や学校の団体も加わり、総勢300名を超えた清掃ボランティアで、中島公園全体を綺麗に清掃しました。
彫刻友の会では、中島公園内にある巨大な彫刻、「森の歌」と「木下成太郎像」の清掃を行いました。

 

木下成太郎像の清掃には、ミスアースのみなさまにもご協力頂き、いつもと違った雰囲気での清掃活動になったかと思います。
ミスアースとは

ミスコンテストの中でも地球環境保護に対する意識や活動を重視した、非常に特徴的なコンテストです。
地球環境問題について真剣に考え、ボランティア活動を積極的に行っております。チャリティーを通じて、環境問題に取り組んでおります。

森の歌の清掃は高圧洗浄機での全体水洗いと、台座部分のブラシ清掃を行いました。セッティングも短時間に出来、いつもよりとてもスムーズな清掃になりました。
天気には恵まれ、最高気温30度、炎天下での作業でしたが、何事も無く、彫刻も綺麗になり、よかったと思います。

次回の清掃は7/20、真駒内公園にある牛と少年、エドウィンダン像の清掃です。
ご参加よろしくお願いします。

7/2(日) かもくま祭 彫刻たんけん隊

本日は毎年恒例、中島公園での「かもくま祭」の日。
その中で「彫刻たんけん隊」として子どもたちと一緒に彫刻の清掃を行いました。

 

昨年は残念ながら大雨に見舞われてしまった「かもくま祭」ですが、
今年は雨も降らず気温も高く、子ども達も一層元気に遊び回っていました。

 

彫刻友の会のブースでは、彫刻写真のパズルが大人気で、子ども達の姿が絶えませんでした。

会長も素敵な笑顔でしたね!

彫刻たんけん隊による彫刻清掃は、公園内にある山内壮夫作の、
母と子の象、鶴の舞、笛を吹く少女、猫とハーモニカの、4点が対象でした。
「何の動物に見える?」「何をしているように見える?」という質問をには、
子ども達も元気よく応えてくれましたし、お掃除の方にも積極的に手伝ってくれました。
中には、お掃除を楽しむあまり、彫刻めがけて全力で走っていく子もいました。
彫刻について知ることもそうですし、「次の彫刻どこ?」と公園の中にある彫刻を探すことから楽しんでいて、その様子を見るだけでも嬉しく思いました。

 

 

 

 

彫刻たんけん隊ツアーは本日で3回実施し、彫刻3点を見事に綺麗にしてもらいました!
彫刻たちも喜んでいることでしょう。

 

次回は7/9(日) 鴨鴨川を清流にする会による中島公園の清掃が行われますので、
合わせて森の歌、木下成太郎像の清掃を行います。
次回もご協力をよろしくお願いします。

2017年彫刻セミナー


6月14日、「木下成太郎像」の修復のため来道された黒川弘武蔵美教授を迎えて、札幌彫刻美術館において彫刻セミナーを開催しました。午前中は美術館の学芸員、彫刻家などを対象にブロンズの損傷と保存、修復について専門的な講演が行われました。屋外のブロンズ彫刻を例に損傷の起こる仕組みを科学的に示ながらの説明とそれぞれの損傷に対する具体的な修復保存方法と、学ぶことの多い講演でした。また、東京、長野県、仙台などでのボランティアによる彫刻清掃の紹介がありました。黒川先生の「彫刻清掃は触覚の芸術である彫刻を楽しむ絶好のチャンスであり、触ることにより、より深い鑑賞ができ、さらに達成感を得ることができる。」という言葉は友の会の活動に大きな励みとなる言葉でした。
午後からは彫刻美術館の前庭の彫刻をモデルに彫刻清掃ワークショップ。黒川先生推奨のブラシを使用し、水洗い-洗剤洗い-水洗い-乾燥-蜜蝋ワックスの塗布-乾燥-火炎放射器により加熱-艶出し磨き。 この方法は経験が必要なので、すぐには私たちは使えませんが、彫刻は見違えるように美しくなりました。
10月に再度黒川先生が来札される予定があるので、その折に彫刻美術館のわだつみの像を黒川先生の指導の下、清掃、ワックス塗布を行います。(奥井)

5/21 彫刻美術館前庭の彫刻清掃

5/21(日) 本郷新記念札幌彫刻美術館にて、
美術館・記念館の前庭に設置されている彫刻の清掃を行いました。

この回では同美術館学芸員の山田様、道近美学芸員の寺地様にもご参加いただき、
彫刻の解説や、保存方法のお話等をさせていただきました。

何度か通り雨に見舞われ、一度中断を余儀なくされましたが、
ほとんど気持ちのいい青天で、清掃日和となりました。

 

 

美術館前に設置されている『わだつみのこえ』は背の高い作品。およそ190センチほどでしょうか。手の届かない箇所もありますので、ホースによる水洗いを行いました。

記念館前のブロンズ像3体、またコンクリート像の『鳥の碑』も同じく、
水洗いと、雑巾がけを行いました。

      

宮の森は車通りも少なく、樹々が多いため、大通公園や札幌中心部に設置されている彫刻に比べて、汚れや劣化も少なく非常に綺麗な状態でした。またそのほかにも設置の状態や台座の安定性など、課題もいくつか見つかった、有意義な清掃だったと思います。

文化講演会「古代ギリシャのブロンズ彫刻」

2017年5月28日(日)道立近代美術館で120名を超えるお客様を迎え文化講演会が行われました。最初に司会の常田先生(北大名誉教授)から古代ギリシアの芸術について解りやすく説明があり、ついで松本先生(彫刻家)から、ステージ前に展示頂いた鋳造部品を直接示しながら具体的に当時の制作技術を解説頂きました。続いて羽田先生(東京芸大美術部講師)が「リアーチェの戦士像」を中心に当時のブロンズ制作の背景や製作技術などについてや最先端の研究成果などを~。
最後に後藤先生(彫刻家・日本鋳金家顧問)は、札幌競馬場入口に設置された三頭の馬の制作者。
道内の彫刻も詳しく、幅広くブロンズのの補修・保全の重要性と問題点などをお話しいただきました。
それぞれに、彫刻芸術に対して興味深い話題ばかりで感銘を受けました。

9月1日学習会報告 《木下成太郎像》の調査

8月31日に行われた武蔵野美術大学・黒川先生の彫刻セミナーに続き、9月1日は午前10時30分から中島公園の朝倉文夫作《木下成太郎像》の調査・清掃を行いました。

まず、水洗いをした後に基壇の穴からファイバースコープによる内部調査・・・ブロンズ像本体と基壇をつなぐ鉄製のボルトが腐食し、安全性に問題があることがわかりました。その後、1年ぶりにワックスを塗る作業を行いました。清掃道具の選択の仕方、蜜蠟の希釈方法から塗り方、磨き方まで「美術館の作品の清掃・保全を引き受けられるようにきちんと覚えた方が良い」と黒川先生と二人の助手さんに教えて頂きました。自分で彫刻作品を作り上げるようにワックスを磨き上げると、いかつい表情だった木下成太郎が温和な顔に見えてきます。

詳しい清掃手順とワックス作業については次回の学習会(9月26日Lプラザにて開催予定)での勉強課題とします。今後の友の会の清掃作業スキルアップに大いに役立つ、有意義な一日でした。

(髙橋)

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