羊ヶ丘展望台65周年記念に「丘の上のクラーク像」を清掃
羊ヶ丘展望台管理事務所から今年は羊ヶ丘展望台の65周年記念のイベントに向けて「丘の上のクラーク像(坂胆道 作)」の清掃依頼がありました。 私たちは毎年クラークの像を清掃していましたが、2年前に塗装修復が行われたことから2年ぶりの清掃でした。観光客が来る前の7時半からという依頼でした。高橋会長はじめ5名が参加、近くの若い青年とお母さんも駆けつけてくれました。台座と合わせて4,5mあるクラーク像ですが足場が組めないので高圧洗浄機を用いた清掃でした。角材の先に洗浄機のノズルをしっかり縛り付け洗浄液を吹き付けた後、水でしっかり汚れを洗い落としました。手が届く部分はブラシを用いて汚れを取りました。65周年ということで北海道新聞とNHK が取材。NHKは当日昼のNHK北海道のニュースで報道しました。
大通彫刻清掃第2回目
今年度2回目の大通公園彫刻清掃は、友の会会員のほか、藤女子大学、札幌大通公園ロータリークラブ会員合わせて22名が参加しました。
大通10丁目に集合の後、今回も藤女子大学『ちょうこくみがき隊』のメンバーには《ケプロン像》《黒田清隆像》《若い女の像》《有島武郎文学碑》《漁民の像》《奉仕の道》6作品の解説をしていただきました。12丁目から6丁目までと範囲が広く、9月6日から始まるオータムフェストの会場準備で、彫刻が見えにくいことや清掃用具の移動が難しいこともありましたが、みなさんの協力で無事終了しました。 (小笠原 悦子)
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中島公園【鶴の舞】清掃活動
中島公園彫刻清掃 7月21日(日)快晴
札幌は今年初めての猛暑日。まず、《鶴の舞》から取り掛かりました。白コンクリート作品の凹みには土埃や、樹液で黒く汚れが溜まっています。洗剤で丹念にブラシをかけることで、面白いように汚れが流れ落ちていきます。充分に乾かした後、コンクリート表面保護材のアイゾール塗布を行いました。白さを取り戻した作品は、訪れる人を楽しませることでしょう。
《木下成太郎像》は台座の草抜きから始まり、ワックスをかけ終わるとより堂々とした姿を見せてくれました。東洋のロダンと呼ばれた朝倉文夫の作品、戦時下の金属供出を免れた貴重なブロンズ像としてこれからも大切に守っていきたい彫刻です。
今回は小さなゲストの参加もあり、快晴の空の下、心地よい汗をかきました。(小笠原悦子)
本郷新彫刻美術館サンクスデー
6月23日(日)晴れ
年2回開催されるサンクスデー『洗って味わう彫刻のカタチ』今回は、記念館前の《男のトルソー》2体《横たわるトルソー》合わせて3体の清掃を行いました。
「昨年楽しかったから」と、この清掃のための来館者もあり、24名での作業となりました。《横たわるトルソー》は、台座がブロックから御影石に変わったことで存在感が増し、ワックス後の磨きにも力が入ります。
みんなで作品に触れて、洗って、磨いて、「立体」の魅力を味わいました。
この日は、彫刻美術館へ行く途中にある《奏でる乙女》の清掃も行いました。
ワックスをかけ、磨いたことで寂しげに見えた乙女にも笑顔が戻ったようです。
(小笠原悦子)
若い女の像~清掃前 | 若い女の像~清掃後 |
大通り彫刻清掃2024
大通公園彫刻清掃
7月7日(日)曇りのち小雨
恒例の大通公園彫刻清掃は、友の会会員のほか、藤女子大学、札幌大通公園ロータリークラブ会員合わせて26名が参加しました。テレビ取材もあり、友の会の活動を知ってもらう良い機会です。
ロータリークラブ会員は、主に脚立を使う作品の担当、藤女子大学『ちょうこくみがき隊』のメンバーには《泉》《石川啄木像》《湖風》《牧童》《開拓者母の像》《花の母子像》6作品の解説をしていただきました。それぞれワックスで磨き上げた後、参加者全員公園を歩いて解説を聴きました。作品、作者について調べたことを自分のことばで話し、わかりやすい解説でした。「調べることが楽しかった」一番嬉しいことばでした。これからも興味の幅を広げ、彫刻を愛する仲間として一緒に活動できることを願っています。
不安定な空模様の中、参加されたみなさん、ありがとうございました。(小笠原悦子)
★ 8月3日(土) 11:35―11:40 STV『札幌ふるさと再発見』
放送後10日以内をめどにYouTube にて公開します。
2024年 彫刻清掃日程表
◆天候その他日程が変更になるときがありますので、確認ください。
安春川清掃活動
安春川彫刻清掃 6月9日(日)曇り
今年度3回目の彫刻清掃は、安春川にある『夏の日』と『ささ舟』です。1991年の設置以来、一度も手入れされたことがないように思われます。像は鳥のフンで汚れ、台座は流れ出た緑青と黴や埃で黒くなっていました。台座はクレンザーを使ってもなかなか汚れを落とすことができず、『夏の日』は男の子が手にした虫取り網の棒だけが残っています。
風が強かったので水洗いした後は乾くのも早く、ワックスの溶液の濃度も濃くなっていきました。カサカサに乾いた像はワックスを掛け磨くと驚くほど輝き、まるで元気を取り戻したように見えます。
4人の子どもたちは本格的な『夏の日』を迎える前に綺麗になって喜んでいることでしょう。
(小笠原悦子)
真駒内彫刻清掃
真駒内地区彫刻清掃 20245月26日(日)晴れ
真駒内地区の3作品の彫刻清掃を行いました。残念ながら、『牛と少年』の亀裂は一昨年から変わらず、像の下の草刈りから作業は始まりました。『エドウィン・ダン像』は昨年補修を終え堂々とした姿で立ち、植栽も整えられていました。このような大きな彫刻の清掃には、高圧洗浄機が大活躍です。駅前の『ひとやすみする輪廻』は色とりどりの花に囲まれ、この日真駒内アリーナのイベントに来た人たちを歓迎しているようでした。(小笠原悦子)
*最後のお部屋の集合写真は、一緒に清掃作業をして下さった金井さんのお宅 です。おにぎりやデザートをごちそうになり、作業の疲れもどこへやら?楽しい1日になりました。お心遣いに感謝です。参加した皆さんお疲れさまでした。
道新掲載紙「本郷新の素顔」
彫刻美術館連続講座第1回目として、6月1日札幌市民交流プラザ1Fで「家政婦が見た本郷新」が開催されます。本郷新の様々なエピソードを交えた吉崎館長の講演会。(要予約)