真駒内春の清掃活動

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5月24日(日)真駒内彫刻の清掃に参加しました。爽やかな緑の風につつまれ、三台の車で移動しました。
最初に、真駒内駅前にある「ひと休みする輪廻」(作 丸山隆)の清掃を行いました。この彫刻は、札幌オリンピックのトラック競技場をイメ-ジしたモニュメントですが、ツ-トーンの色調と上のギザギザがとてもいい感じです。そして台座のまわりが、色とりどりの美しい花壇になっていました。駅前の美化にちなんで、市立大学の学生さんのデザインで今年5月に完成されたばかりだそうです。        
早速、いつもの手順通り水洗いからから拭きまで、優しい手作業により予定通り仕上がり、お花畑とよくマッチしたモニュメントの円形が青空にくっきりと浮かびました。オリンピック記念の時計塔の芝を刈って、次の第一公園に移動しました。
第一公園では、遊具の奥に正ちゃん帽をかぶった「牛と少年」(作 佐藤忠良)が待っていました。芝生は元気な草がボ-ボ-生えていました。一年振りの「牛と少年」も早速水かけ、汚れ落とし、拭き取り、脚立おさえ、用具渡し、ワックスかけ、から拭き等みんなの協力でピカピカに仕上がりました。
子牛の後ろ足に亀裂が見つかりました。周辺の伸びた芝生は、カマの手つきがプロみたいにカントリ-な人がいて、ビニ-ル袋が草でいっぱいになりました。次の移動で、最後の目玉の「エドウィン・ダン像」(作 峯孝)に着きました。ここで初めて、高圧洗浄機の登場です。車から降ろして準備する作業が大変です。組立準備には、技と知恵が要ります。その間に水槽のケースにバケツで満タン近く水を運び入れます。ダン像は約5Mもあるので物干し竿をつないで先端に洗浄機の先をしばりつけ固定します。全部準備できたら、注目のスイッチオンです。年々、レベルアツプしているこの光景をダン像も上からじっと見守っています。電動音と共に強力なシャワーが噴出します。水圧と風向きを確認して、しっかり竿を持ち、慎重に洗浄して行きます。その威力は、ダイナミックで強力です。腐蝕の元の鳥の糞やこびりついた泥埃を一瞬に洗い流します。とても可哀想ですが、奥のくぼみの虫の巣も木端微塵です。察知して逃げて欲しいと思います。後片づけが終り、まだ水がしたたっているダン像を見上げ、思わず拍手を送りました。   
彫刻清掃後の昼食は、みんなのお腹を幸せいっぱいにしてくれました。(斉藤ミサオ)