4月22日月形町の旧樺戸州置換本庁舎隣の「月形樺戸博物館」を改装し、2階に本田明二ギャラリーが新設されました。本田さんは月形町で生まれ、2歳で札幌に移りましたが、自分の故郷は月形だと終生言い続けていたそうです。長女の近藤泉さんは2020年まで中央区南15条西9丁目に本田さんの作品を展示されていましたが、2020年に閉鎖して父の生まれ故郷の月形町に木彫やブロンズなど彫刻75点、レリーフとデッサンなど50点の計125点を寄贈されました。オープニング当日は希しくも本田明二さんの命日にあたました。 オープニングには橋本名誉会長、高橋会長ほか6名が友の会から参加しました。町長からギャラリーオープンの経過が報告され、郷里の誇りとして伝え続けたいという挨拶があり、友の会から参加を喜んでいただきました。ついで橋本名誉会長が挨拶。本田明二さんと札幌彫刻美術館での出会いなど思い出、本田さんの郷里への思いがこのような形で実現したことの重みを語りました。近藤さんもこの地で根付き愛してもらえればうれしいと挨拶。 私たちも北海道内作家の作品の今後を考えさせられるオープニングでした。 町長、教育委員長とも我々の活動などについても話す機会を得ました。 デジタル北海道彫刻美術館の管理のためにも地方自治体との連携が重要となります。その一歩となりました。 帰りに小学校の校庭に立つ本田さんの作品「愛」(風の中の母子像)も観てきました。