月別アーカイブ: 2023年7月

芸森工芸館~マスカレード 踊る!仮面の謝肉祭と、霊と共に生きる部族たち

 札幌芸術の森美術館のコレクションから「マスク」をキーワードにヨーロッパのカーニバルを取材した竹岡羊子(1931- )の大型絵画と、札幌彫刻美術館友の会名誉会長が寄贈されたアフリカ部族の儀式用仮面が展示されています。お天気の良い日に是非お出かけください。
・2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
・午前9時45分〜午後5時30分 *9月は午後5時まで開館 (観覧料は無料)

円山方面彫刻清掃

 円山公園彫刻清掃

7月9日(日)この夏一番暑い日、11人が円山公園に集まりました。
『岩村通俊像』は、北海道開拓百年記念事業の一環として大通公園の黒田清隆像、ホーレスケプロン像、旭川市にある永山武四郎像と共に1967年に立てられました。木陰にあって、近所に住む会員もこの像に気がつかなかったと言います。56年もの間、ほとんど手入れされることもなく台座には多くの亀裂が見られました。高圧洗浄機での洗剤、水洗いを終えるとブロンズの輝きが戻りフロックコート姿が一段と凛々しく見えました。
『母子像・ふるさと』は球体作品。陽を浴びて熱さが伝わってきます。水かけ、拭き取りで簡単に作業が終了しました。その後、公園の森を抜けて動物園に向かいます。
『よいこつよいこ』5年前のコンクリートの修復工事後、初めての清掃となりました。細部のよごれも綺麗になり少年も白鳥も水浴びができて喜んでいるかのようです。円山公園での森林浴を楽しみながら、3体の清掃を終えました。(小笠原悦子)

第47回北海道平和美術展


 「札幌彫刻美術館友の会」事務局の奥井登代さんが、第47回北海道平和美術展のポスターに採用されました。おめでとうございます。札幌市民ギャラリー(札幌市中央区南2条東6丁目)で8月2日(水)~8月6日(日)までの会期で行われますので、是非ご覧ください。

大通7丁目から西の彫刻をロータリーの方々と清掃しました。

 

大通公園彫刻清掃6月25日(日)札幌大通公園ロータリークラブとの共催も今年で3年目。当日は5名の参加をいただき、13名での作業となりました。大通12丁目から7丁目までの3作品。満開のバラに囲まれた『若い女の像』からスタートです。子たちの歓声が聞こえる『有島武郎文学碑』、フラワーフェスタで賑やかな中の『漁民の像』。通りかかった子供たちが「わたしも・・・」とブラシを手にかごの中の魚たちをきれいにしてくれました。                    いずれも昨年のワックスがまだ効いているようでした。ワックスは2年に一度でいいのかも知れません。                                           札幌の一番美しい季節、花と彫刻を楽しみに大通公園へお出かけください。