投稿者「tomonokai」のアーカイブ

中島公園「鴨々川清掃活動」

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 中島公園内の鴨々川清掃に伴い、私達「彫刻友の会」でも園内の彫刻清掃を行いました。町内300名近い市民ボランティアの春の恒例行事です。いつものように公園入り口付近にある彫刻「森の歌」(山内壮夫作)は、仲間のシニアネットの人達の協力で見違えるように綺麗になりました。作品が6メートル余りと大きいため高圧洗浄機を使っての作業です。彼らは3年目で難しい高圧洗浄機の扱いにもすっかり慣れ、手際よく作業が進みます。その他「木下成太郎像」(朝倉文夫作)も南校の学生さん他大勢の方々の協力で無事終了!お天気にも恵まれ心地よい汗を流しました。
お疲れ様でした。

真駒内春の清掃活動

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5月24日(日)真駒内彫刻の清掃に参加しました。爽やかな緑の風につつまれ、三台の車で移動しました。
最初に、真駒内駅前にある「ひと休みする輪廻」(作 丸山隆)の清掃を行いました。この彫刻は、札幌オリンピックのトラック競技場をイメ-ジしたモニュメントですが、ツ-トーンの色調と上のギザギザがとてもいい感じです。そして台座のまわりが、色とりどりの美しい花壇になっていました。駅前の美化にちなんで、市立大学の学生さんのデザインで今年5月に完成されたばかりだそうです。        
早速、いつもの手順通り水洗いからから拭きまで、優しい手作業により予定通り仕上がり、お花畑とよくマッチしたモニュメントの円形が青空にくっきりと浮かびました。オリンピック記念の時計塔の芝を刈って、次の第一公園に移動しました。
第一公園では、遊具の奥に正ちゃん帽をかぶった「牛と少年」(作 佐藤忠良)が待っていました。芝生は元気な草がボ-ボ-生えていました。一年振りの「牛と少年」も早速水かけ、汚れ落とし、拭き取り、脚立おさえ、用具渡し、ワックスかけ、から拭き等みんなの協力でピカピカに仕上がりました。
子牛の後ろ足に亀裂が見つかりました。周辺の伸びた芝生は、カマの手つきがプロみたいにカントリ-な人がいて、ビニ-ル袋が草でいっぱいになりました。次の移動で、最後の目玉の「エドウィン・ダン像」(作 峯孝)に着きました。ここで初めて、高圧洗浄機の登場です。車から降ろして準備する作業が大変です。組立準備には、技と知恵が要ります。その間に水槽のケースにバケツで満タン近く水を運び入れます。ダン像は約5Mもあるので物干し竿をつないで先端に洗浄機の先をしばりつけ固定します。全部準備できたら、注目のスイッチオンです。年々、レベルアツプしているこの光景をダン像も上からじっと見守っています。電動音と共に強力なシャワーが噴出します。水圧と風向きを確認して、しっかり竿を持ち、慎重に洗浄して行きます。その威力は、ダイナミックで強力です。腐蝕の元の鳥の糞やこびりついた泥埃を一瞬に洗い流します。とても可哀想ですが、奥のくぼみの虫の巣も木端微塵です。察知して逃げて欲しいと思います。後片づけが終り、まだ水がしたたっているダン像を見上げ、思わず拍手を送りました。   
彫刻清掃後の昼食は、みんなのお腹を幸せいっぱいにしてくれました。(斉藤ミサオ)

新渡戸稲造記念公園清掃活動

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 札幌市中央区南4東4の遠友夜学校跡地が昨年12月に新渡戸稲造記念公園として生まれ変わりました。
この一角には遠友夜学校記念館が来年着工の予定です。また公園には山内壮夫制作の「新渡戸稲造満里子両先生顕彰碑」が建立されています。
公園を管理する中央土木センターから当会に碑の清掃の依頼があり、昨年に続き碑の清掃を実施しました。
5月22日に公園に集合しましたが、ちょうど近くの保育園児たちが体操や、ダンスに興じていてこの公園が地域に親しまれていくことを感じました。そして子どもたちが公園の由来を知り、遠友夜学校の歴史を後世に伝えていってほしいですね。
碑は毎年の清掃の成果で、状態は思いのほかよく、水拭きで汚れを落とした後、軽くワックスがけをしました。
青年像はちょうど出てきた太陽の光線を浴びて美しく輝いていました。(奥井)

苫小牧美術館見学 学習会

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 5月21日に行われた平成27年度第1回学習会は美術館見学でした。7名で2台の車に分乗し、苫小牧市美術博物館へ。
3年前にそれまでの旧博物館に美術館スペースを増築して開館した愛称あみゅーでは旭川市彫刻美術館所蔵作品による日本近現代彫刻名品選が開催中。細谷学芸員の丁寧な解説を伺いながら50点の出品作を鑑賞。
セクション1のロダン《ジャン・デールの裸体習作》はロダンの代表作《カレーの市民》の一人を取り上げて作られたもので、着衣の人物をあえて裸体で作り上げたと言います。人体リアリティーへのロダンのこだわりが良くわかりました。
最終セクションには本郷新の《山内壮夫像》と山内壮夫の《隼の像Ⅰ》が並び、制作の模様まで目に浮かぶようです。
改修工事中の旭川彫刻美術館から運び込まれた名品の数々を堪能した後、常設展示の博物館スペースへ・・・ただ見るだけではわからない、土器の展示や丸木舟などを館長から詳しくご説明頂き、こちらも貴重な体験でした
友の会では10月にバス旅行で改めて苫小牧方面を訪問予定です。元苫小牧市役所職員の高橋徹さんを交えて、創業96年になる洋食屋さんで昼食を摂りながらの事前調査を兼ねた学習会・・・とても充実した一日でした。(高橋淑子)

2015年度 野外彫刻清掃予定表

■ 彫刻学習会 第一回目
 5月21日 「旭川市彫刻美術館所蔵日本近現代彫刻名品選―ロダンから現代へ」が開かれている苫小牧美術博物館を訪ねます。
■ 年2回・バス旅行 詳細 後日

2015年度  野外彫刻清掃予定表 (予定) 札幌彫刻美術館友の会       2015年5月11日 現在
No 日 程 地 区 場 所 対象彫刻 摘 要 共催
1 5月22日(金)  中央区 新渡戸稲造
記念公園
(南4東4)
《新渡戸稲造萬里子両先生顕彰碑》 環境調査、清掃、ワックス  新渡戸と札幌遠友夜学校を考える会
2 5月24日(日) 南区 真駒内
駅前広場
《一休みする輪廻》 清掃、解説  
      真駒内
第一公園・
《牛と少年》、 清掃、ワックス  
      ダン記念公園 《エドウイン・ダン像》 清掃、ワックス ダン記念館
3 5月26日(火) * 中央区 円山公園 《よいこつよいこ》 点検、清掃 円山動物園
4 5月31日(日) 中央区 鴨鴨川と中島公園の彫刻 《森の歌》、
《木下成太郎像》
計9点
清掃、解説 鴨々川を清流にする会
5 6月5日(金) 中央区 近代美術館
前庭
《雲の砦jr》、《嵐の母子像》
計4点
清掃  近代美術館、北海道美術館協力会
      知事公館庭 《残響》、
《意心帰》
  知事公館
6 6月10日(水) * 中央区 大通公園
7~13丁目
《漁民之像》、
《若い女》
清掃、ワックス、解説 大通公園管理事務所
        《ブラックスライド・マントラ》 清掃、解説  
7 6月16日(火) * 中央区 宮の森緑地          《太陽の母子像》、《鳥を抱く女》 清掃、ワックス、解説  太田記念病院リハビリ・プログラム
8 6月26日(金) * 中央区 道庁
赤レンガ庁舎横
《北の母子像》 清掃、ワックス、解説    道庁
        《平和のモニュメント》 清掃、解説     
9 7月5日(日) 中央区 中島公園 かもくま祭り:
彫刻探検と清掃
清掃、解説 中島公園児童会館第8回カモクマ祭
10 7月10日(金) * 中央区 中島公園 《木下成太郎像》、《バーンスタイン像》他7点 清掃、ワックス、解説 中島中学校生徒
11 7月25日(土) * 中央区 大通公園
2~3丁目
《泉像》、
《花の母子像》
計6点清掃
清掃、ワックス、案内板点検 大通公園管理事務所
12 8月4日(火) * 全区 月寒公園、
中島公園、
円山公園
コンクリート彫刻調査、清掃 調査、清掃  
13 8月9日(日) * 中央区 大通公園9丁目 《ケプロン像》、《黒田清隆之像》 調査、清掃、ワックス、解説 大通公園管理事務所
14 8月22日(土) * 中央区 中島公園 《猫とハーモニカ》 清掃、パーマシールド塗装 中島公園事務所
15 9月中旬( ) * 豊平区 羊が丘展望台 《丘の上のクラーク像》 他2点 清掃、ワックス、解説 札幌観光協会
16 9月下旬(日) * 中央区 中島公園 《森の歌》他13点 清掃と解説 鴨々川を清流にする会
17 9月27日(日) * 中央区 新渡戸稲造記念公園(南4東4) 《新渡戸稲造萬里子両先生顕彰碑》 園内と彫刻の清掃、解説 新渡戸と札幌遠友夜学校を考える会
18 10月3日(土) 中央区 大通公園、
中島公園
《花の母子像》、《木下成太郎像》
各種
調査、点検、清掃 屋外彫刻調査保存研究会
19 10月10日(土) 市外 苫小牧市方面 各種 鑑賞、調査、清掃 苫小牧市美術博物館
20 10月23日(金)or11月6日(金) 中央区 近代美術館前庭・知事公館庭 《嵐の母子像》
他3点《意心帰》
他3点
清掃  近美、北海道美術館協力会
     連絡先   奥井登代
(事務局)
〒064-0941札幌市中央区旭ケ丘5丁目6-51  521-3540  toyookui@jcom.home.ne.jp 

 

5月のの清掃活動

「新渡戸稲造萬里子亮先生顕彰碑』の清掃
集合 5月22日(金) 午前10時30分 新渡戸稲造記念公園(南4条東4丁目)

真駒内公園の彫刻清掃
集合5月24日(日) 午前10時 地下鉄真駒内駅前、広場 「一休みする輪廻」の像 前

 

2015/5/21 苫小牧

彫刻学習会
今、「旭川市彫刻美術館所蔵日本近現代彫刻名品選―ロダンから現代へ」が開かれている苫小牧美術博物館を訪ねます。
車3台で行きます。12名の参加が可能です。
現在旭川市美術館は閉館中のため、旭川市美術館の所蔵作品を観ることができるいい機会だと思います。
集合  5月21日(木)午前9時半  札幌駅横紀伊国屋の前
申込 苫小牧参加 と 奥井までご連絡ください。

札幌市におけるコンクリート彫刻の経年劣化の現状

「芸術作品をいつまでも美しく、作家の意図を永遠に伝えるために」
札幌市におけるコンクリート彫刻の経年劣化の現状

日本では広場や公園などに様々なコンクリート製の白い彫刻が置かれている。終戦後間もない1950年代、日本経済の発展に伴って全国的に大型土木事事業が興り、セメントの需要が飛躍的に高まった。こうした時代を背景に、大手セメント会社が当時の新進気鋭の彫刻家にセメントなどを提供してコンクリート彫刻展を開催するなど、コンクリート彫刻の制作に大規模な支援を行い多くのコンクリート彫刻が設置された。

「札幌彫刻美術館友の会」では、今年度事業の1つとして、市内にあるコンクリート彫刻の実態調査を行った。その結果、多くの作品が緊急、又は早期に補習が必要と分類された。市内で最も早く設置されたコンクリート彫刻「つよいこ よいこ」(山内壮夫 作)は設置後に何度も白色塗料で表面処理されていたようだが、塗料が表面のあちこちで、モルタルと共に剥落しているほか、多数のクラックやポップアップばかりでなく、鉄さびや骨材の露出、作品の一部が破損・欠落も観察された。
又、学校校内に設置されているコンクリート彫刻は設置後30年ほどではあるが、やはり補習を必要としている。これまで友の会が中島公園の山之内壮夫作のコンクリート彫刻を対象に、透明で紫外線に強く、コンクリート浸透性を持つポリマー塗料による補習を試行している。この処理が原型の色調を損ねることなく、5年以上にわたって汚れや雨水を防ぎ、保存効果を上げることを確認している。
公園や学校に設置されているパブリックアートとして、設置された経緯や作家の意図を伝え続けていくためにも、絶えない彫刻補修の努力を続けていかなければならない。

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ゆきあかりin中島公園が始まりました。

  2月6日  友の会が担当する「願いと灯りのターミナル」コーナーでは前日に作られた雪の壁に願いを書いた紙コップを入れる穴を掘る作業が行われました。  

今年は山鼻小学校の3年生80人が先生と穴を掘るお手伝いにやってきてくれました。

穴の開け方の説明を聞いた後、ひとり一人シャベルを手に懸命に硬い雪の壁をもろともせず、しっかり穴をあけていました。そのうち穴をつなげてみたり、豪邸だよと大きな穴を掘ってみたり子供たちの楽しむ様子に大人も笑顔を誘われました。終わりの集まりではこのお祭りの由来は?、願いはかないますか?など活発な質問も出ました。子供たちが作った穴数はなんと200を越えていました。

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中島公園ゆきあかり

今年も雪まつりの季節がやってきました。中島公園では2月6.7.8日 第9回ゆき灯りin中島公園が開かれます。例年友の会ではこの実行委員会に参加し、「灯りと願いのターミナル」コーナーをお手伝いをしています。
紙コップに願いを書いてもらってろうそくをともし、雪山に飾ります。
今年もお手伝いをしますので、時間のある方は是非ご参加ください。子供たち、若いカップルなどの心あたたまる夢や願いにこちらも心が温まりますよ。

ぜひお出かけください。

昨年の様子

facebookゆきあかりのページ