2021/8/21 中島公園彫刻清掃

8月21日(土)、中島公園にて
母と子の像、笛を吹く女、鶴の舞、猫とハーモニカの、コンクリート像4体の清掃を行いました。
昨年度は彫刻清掃を行うことができませんでしたが、
友の会発足から40年目になる今年は、清掃を実施することができました。

今回は4体の彫刻の水洗いと乾燥の後、
母と子の像にコンクリート防汚剤のアイゾールEXを塗布しました。
これまで5年間隔で塗布していたパーマシールドの代替となります。
 

ボンドのような材質で、コンクリートにそれほど浸透はしませんが、
塗布後にしっかり乾燥させると、光沢が見えてきます。
塗布前(左)塗布後(右)

アイゾールの塗布と乾燥を2回行い、今回の作業は完了です。
次回は来月9月5日、大通公園西10丁目のケプロン像他の清掃を行います。
また次回もご協力をお願いいたします。

有島記念館・洞爺湖彫刻ツアー


 2021年7月13日 ニセコ有島記念館に彫刻美術館友の会の数人で行ってきました。
前札幌彫刻術館館長の新任先で表敬訪問でした。最高のドライブ日和、コロナ下でバス旅行は勿論イベントや会議・フォーラムすべてが延期や中止に追い込まれました。オリンピックも無観客でリモート応援、こんなことになるとはだれも予測できませんでしたね。
そんな訳でこの日は挨拶、記念館見学・写真撮影など必要な活動を行ってきました。。
無理の無い様洞爺湖畔のロッジで1泊。タイミングよく偶然武蔵野美術大学の松本先生とお会いすることができ1日目ご一緒できたこともラッキーでした。

ニセコ周辺は国際観光リゾートエリアであり、又後志ミュージアムロードと称し、美術館が多く点在しています。
友の会のバス旅行でも4~5年前に訪れましたが、又是非訪れたい場所です。

浅井憲一展~鉄の彫刻~の紹介

当会会報「いずみ」の表紙にも作品を提供していただいた鉄の彫刻家浅井憲一さんの個展『二つの影』がグランドホテル内の「グランドビスタギャラリーサッポロで5月31日までひらかれています。

ギャラリーを入ると目の前に巨大な羽根を大きくはばたシマフクロウが迎えてくれます。奥にはもう一羽のシマフクロウが今にも大きな木の枝に止まろうとしているかのような姿。鉄の太い線から繰り出される勇壮なシマフクロウに圧倒されます。その間にはかわいい鹿の姿。見ごたえのある個展です。(OKUI)

 

 

 

 

当会の記事が道新に掲載


札幌彫刻美術館友の会の念願であった「北海道デジタル彫刻美術館」のサイトが、北海道新聞4月10日(夕刊)に掲載されました。解説文などまだ未完成の部分がありますが、今後会員のみならず、各市町村の関心ある方々に協力頂き充実したページになるよう心掛けていきたいと思っています。ぜひ皆様の地域の彫刻を検索してみてください。

新渡戸稲造の自動販売機設置


私が所属するボランティア団体「新渡戸稲造を考える会」では、遠友夜学校建設に向け寄付を募っています。
そこで今回、北海道コカ・コーラさまのご協力で、新渡戸稲造記念公園掲示板横 に、遠友夜学校記念館募金用の自動販売機が設置完了しました。(札幌市中央区南4東4 1-28)
お近くをお通り の折には是非ご覧頂き、ドリンクをご購入下さい。投函された代金の一部が、建設基金に充てられます。どうぞよろしくお願いいたします。

彫刻美術館講演会


2021年3月7日(日)札幌芸術交流センターSCARTSにおいて本郷新記念札幌彫刻美術館館長の講演会が行われた。
演題は「芸術の陰謀」でソーシャルディスタンスを保つため定員50名にキャンセル待ちが出るほどの盛況だった。
当会からも半数を超える参加者があり、どんな話を聴けるのか楽しみだった。
我が国の芸術文化は、コロナ禍のIT時代を迎え大きな転換期に立っている。
こうした状況を、複製とオリジナルと言う観点からとらえた館長の考えは
新鮮で大変興味深く、楽しく聞くことができました。
館長は札幌彫刻美術館と当会の連携を深めて下さった功労者です。
当会は今後も本郷新氏の資料整理など、いろいろお手伝いしながら、
本郷新記念札幌彫刻美術館の活動を盛り上げていきたいと思っています。

「本郷新札幌彫刻美術館」前庭彫刻清掃

11月1日(日)今年最後の野外彫刻清掃活動を行いました。お天気にも恵まれ総勢約15名集まり、札幌彫刻美術館前庭の彫刻それぞれ分かれて清掃を行いました。
清掃の後寺島館長の興味深いお話や、本郷新の展示を山田学芸員に解説頂き、本郷新は平面作品も多く制作されたなど、又知らない一面に触れることができました。

渡辺行夫「イタドリ展」道銀ロビー


 北海道銀行本店(札幌市)ロビーで8月から開いていた「渡辺行夫の乖離する知覚の意味づけ」が10月16日に終了しました。今回出展されていた作品は「彼ができる精一杯の応援」「今を聞く、見る、考える」「寝転んで世を眺める」他で、大きな作品に力強さを感じました。北海道に自生するイタドリの作品を見てその作成過程に心が動かされます。日光東照宮のサルを思い出される作品は「悪いものは見ない、言わない、聞かない」と子ザルへの教えを思い出しました。多くの人が今のこのご時世を反映した作品で、なるほどと納得したのではないでしょうか。