月別アーカイブ: 2013年3月

第4回常田益代先生学習会

tokitaclass
1)第4回常田益代先生学習会
解説部会では彫刻に関する学習会を行っております。これまで橋本会長を講師に2回の学習会を持ちました。
今回は常田益代先生の「石に宿る力」
日時 3月29日(金曜日) 13時30分から
場所  エルプラザ
■ 内容
3月29日 第4回彫刻学習会が常田益代先生を講師に開かれました。
前回の古代ギリシャの石の文化に続いてローマの石の文化を学びました。
古代ローマ時代にはコンクリートが作られ、アーチ形やドーム型の建築が可能になったことや、モザイク画、大理石の話など、ローマの建築、美術の歴史を大変興味深く学ぶことができました。古代の人々の知恵と技術、感性の素晴らしさに改めて感動しました。
常田先生のご都合で常田先生の講義は夏以降になりますが、今後も学習会を定期的に開く予定です。

■ 常田益代先生のプロフィール

ダーリング・常田益代[ダーリング・トキタマスヨ]早稲田大学文学研究科修士課程修了、西洋中世美術史専攻。1994年ミシガン大学ラッカム大学院博士課程修了(中世美術・建築史専攻)、Ph.D.(博士)。北海道大学留学生センターおよび国際広報メディア研究科教授をされ、現在北大名誉教授。北海道文化財保護審議会委員、札幌市都市景観審議を歴任されました

「新渡戸稲造博士顕彰碑」の清掃

6月4日(水)新渡戸稲造が設立した「札幌遠友夜学校」跡地広場(南4東4)に立つ山内壮夫作ブロンズ像《新渡戸稲造博士顕彰碑》の清掃を行いました。この像は山内壮夫の最後の作品でもあります。「新渡戸稲造と 札幌遠友夜学校を考える会」の高橋副会長から新渡戸稲造が創立した遠友夜学校の歴史、新渡戸稲造の業績、そしてこの像の建立の経緯について話を聞き、ブロンズ像の清掃の仕方の説明の後、高圧洗浄機、雑巾を使い丁寧に永年の汚れを落とし、ワックスをかけました。本当にきれいになりました。
その他、遠友夜学校跡地と書かれた石碑が像と向い合せに無造作に像の前におかれているなど、市の管理のずさんさが気になりました。