「本郷新とピカソ」山田のぞみ学芸員講演


「本郷新とピカソ」 ―平和を求める芸術家の旅と造形をめぐってー

7月16日SCARTSコートで芸術の森美術館の山田のぞみ学芸員による講演があった。

1950年代に2回ヨーロッパや中東、アジアを本郷新は旅をした。

旅の途中でパブロ・ピカソの《鳩》を各所で見た。その力強さに引き付けられ、

帰国後、自身も敬愛するピカソと同様に「平和」を追求する彫刻家となっていくのである。

いまヨーロッパでは第二次世界大戦以来最大の戦争がおこなわれている。

今回の講演はまことに時宜を得たものとなった。(高橋大作)

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